科学研究費補助金基盤研究A 家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
<本イベントは終了致しました>
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これまでに実施してきたオンライン個別相談の活動内容や、実施の流れについてご紹介します。
また、実際にあった相談のエピソードも取り上げながら、「オンラインだからこそできたこと」や「もし対面だったらどうなっていただろうか?」といった視点からも振り返っていきます。
<講演者>
■辻󠄀 京子 氏
四国大学看護学部看護学科 公衆衛生看護学/放課後くらぶ・夜間保育ボランティア。
これまでに、看護師6年間と保健師15年間の臨床経験があります。臨床経験の中で、保護者からの暴力や子育てを放棄された子どもたちと出会う場面が多くありました。一方で、虐待者としてレッテルを貼られ悩む保護者との出会いもありました。虐待は、子どもにとって不利益となる行為を大人である保護者が行うことであり、子どもの成長や発達に影響を与えることです。子どもにとって不利益な状況をつくらないように、保護者にとって子育てしやすい環境となるように、虐待リスクやひとり親、ジェンダーの視点から虐待予防に関する研究に取り組んできました。
オンラインでの個別相談には、うまくいったこともあれば、思いどおりにいかなかったこともありました。
相談に対応をしたことがない方からの素朴な質問や気になったことも、大歓迎です。
「こんなとき、どうしてたの?」「自分だったらどうするかな?」など、 いろんな視点を交わすことで、新しい気づきや学びが生まれる時間にしたいと考えています。 ちょっと気になることや感じたことを、気軽に声にしてもらえるとうれしいです。
ゆっくり、じっくり、語り合いながら、相談のこれから」を一緒に見つけていきましょう。
<講演者>
■海野 潔美 氏
茨城キリスト教大学 看護学部 看護学科 小児看護専門看護師。
皆さんこんにちは。私は 海野潔美(うみのきよみ)と申します。現在、茨城キリスト教大学で小児看護領域の教員をしています。また、子どものことが大好きで、小児看護専門看護師という資格を持っていて、健康障害があるなしにかかわらず、すべての健康レベルの子どもとその家族の支援を継続して行っています。主には、発達障害のある子どもと家族と重症心身障害児の子どもと家族、そしてⅠ型糖尿病など慢性疾患のある子どもとその家族の支援を行っています。
当プロジェクトでは、社会からケアラーを孤立させないこと、ケアラーをエンパワメントすることを目指して、「私的」な空間からどこからでもアクセスできるリモートケアシステムを提供しています。
以下の機能を実装し、多様な出会いと学びの機会をお届けいたします。
<団体概要>
研究プロジェクト名称:家族のエンパワメントを促進するリモートケアシステムの構築
プロジェクト期間(年度):2022年〜2026年
代表:涌水理恵
事務局:茨城県つくば市天王台1-1-1筑波大学 発達支援看護学研究室 基盤研究A運営事務局
URL:https://www.remotecare.jp
■イベント内容に関するお問い合わせは下記までメールでご連絡ください。
remotecaresystem@gmail.com