近年、家族の介護を担うケアラーの
疲弊・ストレスによる体調不良、社会的孤立等の
実態が指摘されています。
当プロジェクトでは、ケアラーが
自分たちの生活を調整し、生活の力をつけるための
3つのリモートケアシステムを提供し
その効果を検証します。
3つのリモートケアシステム
家族エンパワメントプログラム
- 週1回(全4回)のオンラインワークショップ
- 子どもと自分、家族の現状を客観的に捉え、より周囲と協力しながら、生活を整える力をつけるためのエクササイズ
- 総計60名以上の養育者による効果測定の結果
エビデンスの保証されたプログラムです
オンライン個別相談
- 24時間365日投稿可能なメール・LINEによる
オンライン相談 - 医療・教育・社会福祉の専門職もしくはケアラー経験者・支援者が文書またはビデオ通話で個別相談に応じます
SHGおしゃべりピアサロン
- 「母親」「父親」「祖父母」「きょうだい」など、同じ立場のケアラー同士がオンラインで集まり、日頃、ケア経験を通じて感じていることの共有などを行います
- 福祉や医療等に携わっている専門職が進行役として参加します
ZOOMによるウェブセミナー
- ZOOMを使った無料のウェブセミナー
- ケアシステムへのアカウント登録不要
- どなたでもご参加いただけます
(ケアラー・専門職・その他一般) - 令和5年4月より毎月開催
モニター・サポーター募集
上記リモートケアシステムに関心のあるケアラーの方はモニターとして、専門職および一般の方はサポーターとしてご参加いただける方を募集しています。
当プロジェクトの社会実装は、ケアラーの負担感と困難感の軽減、一般市民の啓発につながる社会的に有意義な研究です。また、当プロジェクトはみなさんと一緒にケアラーのためのシステムをつくりあげることも目的としています。「ここが使いづらい」「ここをもっと改善してほしい」といった、さまざまなご意見を歓迎します。
ぜひ一緒にケアラーのためのよりよいシステムづくりにご協力ください。
慢性疾患や障害のある人のきょうだいに対する支援の必要性
2024年12月研究参加の先にあるケア改善: アンケート調査の意義と役割
2025年1月
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