2023年11月22日に開催された、第8回ウェブセミナーがYouTubeにて配信されました。
テーマは【障害を有するお子さまとご家族の全国アンケート調査から分かったこと 最重度の医療的ケア児の通所事業の開設を実現して】です。

第1部
障害を有するお子さまとご家族の全国アンケート調査から分かったこと
文科省科学研究費により我々がこれまで遂行してきた全国的な調査や社会実装研究から、
お子さんをおうちで育てる親御さんの生活の実態やごきょうだいも含めた家族のニーズに
ついて、皆さんに知ってもらいたいことを共有します。16年間の研究生活の中で私自身が
学ばせていただいた事、今後の支援課題や取り組みの方向性について皆さんと一緒に考え
る時間にしていきたいと思います。

第2部
重症心身障害児の通所施設を開設して思うこと
~障害児をもつ家族、支援者として、生活をイメージすることの大切さ~
私の長男は、3歳の時に脳症に罹患し、重症心身障害児となりました。
現在は23歳になり、笑顔に包まれて生活しています。
これまで、様々な思い、困難の中で、折り合いをつけて生活をしてきました。
障害のあるわが子を育てるという、経験のない生活の中で、将来像をイメージしながら
必要な支援を受けて生活することの必要性を考えていきたいと思います。
<講演者>
■涌水 理恵|Wakimizu Rie
筑波大学医学医療系准教授。当リモートケアシステム代表。子どもとその家族の発達を支援する看護を探究すべく様々な研究に取り組んでいる。子どもへ、家族へ、小児医療現場への研究成果の還元を常に頭に据えながら、発達支援看護学の構築を目指す。
■井坂 美津子|Isaka Mitsuko
株式会社Nursing Home、多機能型事業所 どんぐりの家 代表取締役。

●HP(セミナーページ) https://www.remotecare.jp/webinar/
セミナーはどなたでも登録なしでお申し込みできます。その他さまざまな家族支援サービスは、登録後無料でご利用できます